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ネットワーク効果が働く市場における先行・後発プラットフォーム間の競争
https://doi.org/10.24547/00000838
https://doi.org/10.24547/00000838188baf2f-39f1-4d58-b17a-fae4fbe32eba
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Restricted Access
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Item type | 会議発表論文 / Conference Paper(1) | |||||||||||||||||
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公開日 | 2022-11-04 | |||||||||||||||||
タイトル | ||||||||||||||||||
タイトル | ネットワーク効果が働く市場における先行・後発プラットフォーム間の競争 | |||||||||||||||||
言語 | ||||||||||||||||||
言語 | jpn | |||||||||||||||||
著者 |
木川, 大輔
× 木川, 大輔
× 足代, 訓史
× Kikawa, Daisuke
× Ajiro, Satoshi
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抄録 | ||||||||||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||||||||
内容記述 | 本稿の目的は,間接ネットワーク(network:以下、NW)効果が働く製品・サービス市場における,後発プラットフォーム(platform:以下、PF)の新規参入戦略と,既存 (先行) PF がそれに対応できずに競争優位性を失う要因との関係を検討することである。PFビジネスに関する先行研究では,特定の市場において先行 PF が一人勝ちする要因の一つとして,NW効果,中でも特にPFに参加するプレイヤー間に働く間接 NW 効果が指摘されてきた。しかし,近年になって,NW効果が先行PFの競争優位性に与える影響の限定性が指摘されている。また,NW効果を意識することで,PFが,自社の提供する製品・サービスと合わさって利用される補完品の数量の増加を目指すことが,粗悪な補完品の濫造につながるということも指摘されている。 本稿ではこれらの先行研究から,以下の課題を設定する。それは,PF企業は,NW効果,特に 間接NW効果を意識し,補完品の動員を可能にするようなPFビジネスの構造を設計しつつも,粗悪な補完品が濫造されないようなPFビジネスのガバナンスも求められる。他方で,後発PFは,先行PFが享受する間接NW効果が限定的である場合,先行PFとは異なるPFビジネスの構造を築くことで,先行PFが存在する製品・サービス市場への参入に成功する可能性がある。この問題に対して本稿では,既に十分なユーザー数および補完品数を確保し市場のリーダーの地位にいた先行PFが存在する市場への後発PFの参入事例を分析する。分析を通じて,両者のPFビジネスの構造の相違点と,補完品に関連したPFビジネスのガバナンス方法の違いについて整理する。 本稿の分析からはPF企業に求められるPFビジネスのガバナンスとして,補完品を含めた適切なPFビジネスの規模の見極めを行うことと,PFのコンテンツの生成を補完者に常に依存するのではなく,時には内製することで管理を行いやすくし,ユーザーニーズの変化に適応していくことが必要であることが示唆された。 |
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書誌情報 |
東洋学園大学社会科学系研究会Working Paper Series Social Science Study Group Working Paper Series 号 003, p. 1-16, 発行日 2021-12 |
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出版者 | ||||||||||||||||||
出版者 | 東洋学園大学 | |||||||||||||||||
著者版フラグ | ||||||||||||||||||
出版タイプ | AM |