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現代文学に表わされた意識,そして不条理 : 吉田修一『怒り』を中心に
https://togaku.repo.nii.ac.jp/records/81
https://togaku.repo.nii.ac.jp/records/810c226f0c-3df6-4132-a9ac-ff6879eb9a42
Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2018-03-30 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 現代文学に表わされた意識,そして不条理 : 吉田修一『怒り』を中心に | |||||
言語 | ja | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Consciousness and Absurdity in Modern Literature : Centering 'Ikari(Anger)' by Shuichi Yoshida | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
増満, 圭子
× 増満, 圭子× Masumitsu, Keiko |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 文学作品に表されている「意識」について、吉田修一『怒り』を手掛かりに考察する。この中には、ある特徴的な意識とその風景が提示されている。作品内に示されたひとつのキーワード、犯人・山上によって犯行現場に残された「怒」という一文字はいったい何を表すか、そこには、この作品を単なる事件の謎を解く、エンターテイメントとしてのみに終始しない、ある現代的意識の様相が読み取れる。また、同じ作者によって描かれた『悪人』や、さらには、阿部公房『砂の女』・『壁』、そして、現代文化の象徴でもある漫画作品の一つ『進撃の巨人』等をも取り上げながら、作品の底に潜むある不条理なる世界について考える。苛酷なる現実から逃亡し、そしてたどり着いた先も、結局はまた、自分には不適合極まりない現実があるばかり、それがいつわりなき真実で、何も変わるものはない。そうした「不条理」なる心的状況とそれを取り巻く社会について、現代作品の中に読み解きながら、改めて文学における意識とその現代性について分析する。 | |||||
書誌情報 |
ja : 東洋学園大学紀要 en : Bulletin of Toyo Gakuen University 巻 24, p. 230-248, 発行日 2016-03-15 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 東洋学園大学 | |||||
言語 | ja | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 09196110 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN10421432 | |||||
論文ID(NAID) | ||||||
関連タイプ | isIdenticalTo | |||||
識別子タイプ | NAID | |||||
関連識別子 | 110010032820 | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |