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日本の組織原理の風土性
https://togaku.repo.nii.ac.jp/records/75
https://togaku.repo.nii.ac.jp/records/75c5bc35d1-cd8f-47da-93ed-529b11296a4c
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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![]() |
Copyright(c) 2011 by Toyo Gakuen University
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||||
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公開日 | 2018-03-30 | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | 日本の組織原理の風土性 | |||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | Japanese Organizational Principles and Environmental Milieu | |||||||||||
言語 | en | |||||||||||
言語 | ||||||||||||
言語 | jpn | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 日本社会 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 組織原理 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 風土 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 家族 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 和 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | タテ | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | イエ | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 封建制 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 母性優位 | |||||||||||
資源タイプ | ||||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||||
著者 |
阿部, 一
× 阿部, 一
× Abe, Hajime
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抄録 | ||||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||
内容記述 | 文化や社会の特色は,組織原理という観点からとらえることができる。日本の組織原理には,大別して二つの側面があり,それらは「和の精神」及び「タテの原理」と呼ぶことができる。この二つの組織原理がどのように生まれ,どのように受け継がれてきたのかを,生態環境との関係性(風土性)から明らかにした。「和の精神」は,モンスーンアジアの生態環境に適した無畜稲作を生業とする母性優位の家族システムの組織原理である。そこで育まれる世界への母性的「かまえ」は,場志向の環境認知と共感型のコミュニケーションの組み合わせからなる。場を共有する集団内での共感により涵養される一体感の重視こそ,「和の精神」である。「タテの原理」は,職業と財産を直系的に継承するイエの組織原理である。それは,上の者による保護と下の者による奉仕が結びついた双務的な上下関係と,集団内の「和の精神」による「ウチ/ソト」の差別意識がもたらす「ヨコ」関係の欠如の組み合わせからなる。イエは小氷期による寒冷化のもとでの生産性維持に適合的であるため,農民層にまで普及し,日本社会はイエ社会となった。イエ社会の「タテの理論」に基づく社会秩序が封建性である。土地の私的領有と双務的な上下関係に基づく封建制は,所領を合理的に経営し合議を尊重するという点で,近代の産業化に適応的であった。日本は,イギリスのように,島嶼という生態環境下で大陸の専制君主制の影響が限定されたため,封建制のもとでの技術的な進歩と人口の安定化により,周辺地域の中で一足早く近代化することに成功した。 | |||||||||||
書誌情報 |
東洋学園大学紀要 Bulletin of Toyo Gakuen University 巻 24, p. 113-129, 発行日 2016-03-15 |
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出版者 | ||||||||||||
出版者 | 東洋学園大学 | |||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
ISSN | ||||||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||||||
収録物識別子 | 09196110 | |||||||||||
書誌レコードID | ||||||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||||||
収録物識別子 | AN10421432 | |||||||||||
論文ID(NAID) | ||||||||||||
関連タイプ | isIdenticalTo | |||||||||||
識別子タイプ | NAID | |||||||||||
関連識別子 | 110010032812 | |||||||||||
著者版フラグ | ||||||||||||
出版タイプ | VoR |