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  1. 学内刊行物
  2. 東洋学園大学紀要
  3. 第6号

世界,通貨金融改革の時代に

https://togaku.repo.nii.ac.jp/records/419
https://togaku.repo.nii.ac.jp/records/419
44427d04-4299-4b72-b5c8-73f7520fe679
Item type 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1)
公開日 2019-12-20
タイトル
タイトル 世界,通貨金融改革の時代に
言語 ja
タイトル
タイトル The World and Monetary Reform
言語 en
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
資源タイプ departmental bulletin paper
アクセス権
アクセス権 metadata only access
著者 諏訪部, 道臣

× 諏訪部, 道臣

ja 諏訪部, 道臣

ja-Kana スワベ, ミチオミ

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Suwabe, Michiomi

× Suwabe, Michiomi

en Suwabe, Michiomi

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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 世界にはいま財政,金融改革の嵐が吹いており,これが一巡したあとどんな経済新体制が生まれるのかが注目される。
 1.世界最高の経済成長率を持続してきたアジアにもタイを皮切りに為替と株式の低落が広がり,94年のメキシコ通貨危機を想起させる経済危機感が東南アジアに広がり,国際通貨基金(IMF)や日本などがタイその他の支援に乗り出した。米国のドル高政策によりドルにリンクしていたタイのバーツが割高になり競争力が落ちたので,タイは為替の変動制に移行し,売り圧力が加わって,為替切り下げが近隣諸国にも拡大,香港の株式下落で,一時は世界株式同時安となった。
 2.マレーシアなどは通貨危機は米国の投機筋の動きがもたらしたものだと批判し投機抑制策をとったが,相場は続落,米国は投機も正当なビジネスだとして,市場原理により対処するよう要望,経済混乱に陥ったアジア諸国と米国などの投機筋がしっくりいかなくなっている。
 3.国内総生産や物価の上昇率を下げて安定路線を進めようとする中国は,東南アジアの通貨動揺から教訓を得ようとしており,非能率的な国有企業の整理を進める一方,これに株式制度を導入する方針となった。
 4.欧州は99年からいよいよ通貨統合実施に移るが,統合の条件をそれまでには満たさない国も出てくるので統合への意思確認を進めており,他方米国は赤字大国といわれていたとは思われないほどの好況ぶりで,景気循環論を越えた新しい経済社会に発展したとの説も出ている一方,株式上昇はアジアからの逃避資金のせいだとして楽観を戒める声もある。
書誌情報 東洋学園大学紀要
Bulletin of Toyo Gakuen University

巻 6, p. 1-14, 発行日 1998-03-15
出版者
出版者 東洋学園大学
言語 ja
ISSN
収録物識別子タイプ ISSN
収録物識別子 09196110
書誌レコードID
収録物識別子タイプ NCID
収録物識別子 AN10421432
論文ID(NAID)
関連タイプ isIdenticalTo
識別子タイプ NAID
関連識別子 110000988623
著者版フラグ
出版タイプ VoR
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Ver.1 2023-05-18 10:31:38.329885
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