@article{oai:togaku.repo.nii.ac.jp:00000813, author = {古屋, 力 and Furuya, Chikara}, journal = {東洋学園大学紀要, Bulletin of Toyo Gakuen University}, month = {Feb}, note = {本論は、人類の持続可能なパラダイム構築についての未来志向的試論である。今、人類は、「人新世(Anthropocene)」の時代にいる。人間活動が地球環境に大きな影響を与える時代である。人類は、不可逆的で危険な転換点(tipping point)に立っている。こうした危機意識を背景に、地球環境と人類の持続可能性を担保する未来志向的かつ最も有効なプラットフォームとして、人類の英知と地球資源の共有を通じ持続可能な恒久的平和を目指す「協働型コモンズ(collaborative commons)」構想がある。これが本研究の中核的な概念となる。本論前半で、世界の脱炭素社会(decarbonized society)構築に向けたパラダイム・シフトの潮流を視野に、平和で持続可能な未来を担保する「脱炭素共同体( decarbonized community )」構想のimplication とその歴史的必然性を検証する。その上で、本論後半で、具体的試論として、東アジアに注目し、再生可能エネルギー(renewable energy)と炭素通貨(carbon money)の2軸から成る「東アジア脱炭素共同体」の効果と実現可能性とについての検証と提言を試みる。本稿は、あくまでグランドデッサンであり、最終的な具体的詳細設計や政策論、解決手法までは展開しない。素描にすぎず議論は始まったばかりである。課題山積だが、一石を投じる価値があると考えている。}, pages = {76--100}, title = {脱炭素共同体構想のimplication と歴史的必然性 : 再生可能エネルギーと炭素通貨を軸とした協働型コモンズ構築の検証を中心に}, volume = {30}, year = {2022}, yomi = {フルヤ, チカラ} }