@article{oai:togaku.repo.nii.ac.jp:00000069, author = {中村, 哲之 and Nakamura, Noriyuki}, journal = {東洋学園大学紀要, Bulletin of Toyo Gakuen University}, month = {Mar}, note = {‘認知に関する認知’を意味する「メタ認知」を研究することは,ヒトを含めた動物における意識や内省といった高次認知プロセスの解明およびその進化の解明につながる。そうした重要性にもかかわらず,心理学におけるメタ認知研究の歴史は浅く,本格的な研究がおこなわれ始めたのは21世紀に入ってからのことである。特に動物におけるメタ認知研究が最近までほとんどおこなわれてこなかった理由として,ヒトのメタ認知が言語と強い結びつきを持っていること,さらに,外的な制御が難しい内的状態を手がかりとする認知的活動であることが挙げられる。しかし,Smith et al.(1955)の研究を皮切りに,動物のメタ認知研究が数多く報告されるようになった。本論文では,動物のメタ認知を研究する意義,研究の動向と具体的な研究法,そして,今後の課題について論じる。}, pages = {13--23}, title = {動物におけるメタ認知研究}, volume = {24}, year = {2016}, yomi = {ナカムラ, ノリユキ} }