@article{oai:togaku.repo.nii.ac.jp:00000321, author = {李, 新建 and Li, Xinjian}, issue = {15}, journal = {東洋学園大学紀要, Bulletin of Toyo Gakuen University}, month = {Mar}, note = {本稿は,ポーターの競争優位の価値連鎖のフレームワークに依拠し,先行文献のサーベイ,特に著者ら独自のアンケート調査から得られたデータの分析を基に,日本製造業企業の中国事業展開の最新動向を考察したものである。中国における製造活動は従来の低レベルの汎用品の加工組立から,徐々にコア技術を用いた高付加価値品の製造が重視されつつある。販売・マーケティング活動では,自社独自の販売・営業拠点の構築に取り組むと同時に,中国現地企業との提携関係を結び,明確な市場戦略を追及する。原材料・部品の現地調達は高い水準に達しており,中国現地サプライヤーへの技術指導が積極的に行われている。研究開発活動に関しては近年,開発志向の拠点設立の動向が見られる。人事・労務管理のオペレーション活動においては,日本的慣行がかなり導入されているが,中国現地人材マネジメントには一層の改善が求められる。全体として,価値連鎖の諸活動が中国現地に益々根付いてきており,全面的な経営機能を備えるような中国事業経営拠点が形成されつつある。}, pages = {195--209}, title = {日本製造企業の中国事業展開の新段階--生産拠点から全面的経営拠点へ}, year = {2007}, yomi = {リ, シンケン} }